勤務医時代に知っておくべき「歯科医院開業への道」

研修終了後、5年で開業した現役院長による「誰も教えてくれない歯科医院開業」のアイデアとヒント。

⑧勤務医時代にこそ学べる事を学ぼう

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毎日会う院長には、質問出来るチャンスが毎日あります。折角、勤務医を雇用できる程度は経営が出来ている院長に具体的な質問を沢山しておきましょう。ここで聞けないと、自分で調べたり勉強する手間が何倍にも増します。技工士さんや、材料屋さんなどの業者さんも出入りしているでしょうから、勤務医時代にコネクションを先に作っておきましょう。

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売上や、借入返済、スタッフ給料、広告費なども聞けるものは聞いて見ましょう。固定費、準固定費なども聞いたら教えてくれるかもしれません。自分なら、どんなスタッフを雇用し育てようと思うかなどもイメージしておくと良いでしょう。

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開業して、無限の仕事に追われる前に、余裕がある勤務医時代に目先のものではなく何を身につけておくべきなのかを分析し、ステップ化しましょう。鵜呑みにするわけではなく、もっと多くの歯科医師や院長、事業主と意見交換を小まめにしておきましょう。

 

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勤務医を「飼い殺し」したい院長も世の中にはいます。質問や相談に乗ってくれないのであれば、その人は全く参考にはなりません。自分の事ばかり考えている院長は魅力的ですか?同じ様になりたいですか?なりたくないのであれば参考になりません。それなら外に目を向けるか、転職し「学びたい事を学べる環境」をみつけた方が後々活きてきますし、楽です。

 

勤務医時代に、我慢ばかりして働くのは自分の自由度や伸び代レベルを下げてしまいます。組織に貢献するのは当然の役割ですが、具体的な勤務環境があるならそれを獲得出来るように努力すべきです。

 

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愚痴や文句がある人程、行動力や結果が伴わないと思います。活動度が高く、多動性があり、合理的な院長になるには、無駄は見切る。期限付き、条件付きの辛抱はしてみましょう。

 

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波風立たない事が社会的であるように感じている方も多い国民性ですが、常識や礼儀さえあれば思った事が体現できるように自己表現はしていったほうが事業としては無難です。

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勤務時代は平均的でもこなせても、開業するからには差別化、尖りも必要です。