勤務医時代に知っておくべき「歯科医院開業への道」

研修終了後、5年で開業した現役院長による「誰も教えてくれない歯科医院開業」のアイデアとヒント。

①⑤ 開業時期とタイミング1️⃣30代がベストタイミング

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金銭的には、「目標資本金貯蓄」「早過ぎず遅過ぎない診療歴」「実際の売上」を分析予測しましょう。「勤務医で月間幾ら売上られるようになったら開業を視野に入れる」でもいいとは思いますが、開業を決意してから実際の開業に至るまでは1〜2年の歳月がかかる事が多いです。

 

3年目での開業などは基本的には早過ぎて皆避けると思いますし、50才で開業して借入の返済も大変だと思います。銀行も貸し渋るでしょう。現実的には、30代で開業する事が多いと思います。

 

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私の場合は、なんとなく大学一年生の入学式から30歳で開業すると心に決めていました。25歳で臨床研修医を終えて歯科医師6年目で開業する事になりましたが、大学同期の中では最も早い開業となりました。そこで逆算して、いつまでに何の技術と知識が必要かを考えて計画にすることにしていました。

 

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大学5年生から研修医で歯科病院にいる時期も、大学図書館や本屋さんに行き「開業・歯科医院経営・仕事の仕方」の本を片っ端から読破しておりました。開業医に必要な要素を抽出するきっかけを作っていました。先輩方や同期には、時期尚早だと軽く笑われたりもしましたが、そんな事めげずに続けて読んでいました。

 

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組織の部下としては可愛げがなかったと思うのが、反省点ではありました。しかし、目的は開業医としての成功を積み上げて行く事でした。専門医や認定医獲得より、有名病院で働くより、沢山給料を貰う所より、独身の内に開業して軌道に乗せたいと考えていました。早く安定した開業医院長になりたかったのです。

 

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恥ずかしながら新米時代は、実家に帰らせてもらい、軌道にのるまでは親と同居させてもらってました。目的達成の為の要素を身につけられる医院で働けるのであれば、薄給も厭わず我武者羅に勤務医時代を過ごしました。目的のスキルを習得し、そこにもう学ぶものが無くなったと察した時点で辞職し、他の医院で働いてました。可愛げもありませんが、私自身が身をもって「そこに居続ける意味を感じなかったらスタッフは辞める」と学びました。

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8月はお盆休みがあったり暑いですし、12月は年末だったり、2月は実日数が少ないし極寒ですし、長期休暇も重なったりもするのでなるべく避けて他の時期に開業日を設定するのが好ましいでしょう。4、5、7、9、10月開業が適しています。

 

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立川北デンタルオフィス院長 櫻田 博雅
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