勤務医時代に知っておくべき「歯科医院開業への道」

研修終了後、5年で開業した現役院長による「誰も教えてくれない歯科医院開業」のアイデアとヒント。

③②人に任せられる力 アウトソーシング1️⃣

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私もついやってしまいがちなのが「全部自分でやってしまう病」。他人をあてにしない病とも言えます。そればかりだと、スタッフは育たず、自分だけ我慢は増える反面、辛抱強くはなります。

 

 

空いてる時間の過ごし方や仕事の与え方も予め考えておきましょう。はじめから業務内に入れておくといいです。忙しい医院で、別途やってほしい仕事があれば、指名か挙手制で追加給与を与えてやってもらうこともアリだと思います。祝日に医院を開けて診療したい場合なども、特別手当を与えられる事を提案して、やりたい人がいたらやるという姿勢です。

 

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いかにして、コア業務を最大値で出来る環境を作れるかが肝心です。

 

最近では、歯科技工士現象とCAD/CAMの進化もあり、歯科医師自身が技工物を作り出している時代になってきました。正直、コスト面を気にして「歯科医師の仕事を増やしてしまっている」ようにも思います。実際、導入した医院の多くもあまり使ってない現状もあったり、作るのが億劫になっているなんて話もよく耳にしました。費用対効果はいいのかもしれませんが、いかに院長の自由に動ける時間を得ながら医院が健全に循環出来るかの方が私個人としては重要な気がしています。

 

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自分の時間を減らさず、人に動いてもらって、他人に任せられる所はしてもらって、家族やトレーニングや美容院などの自由な時間をつくるのもいいと思います。人事や教育に関しても一緒にやってくれるスタッフを味方につけましょう。お休みやお食事やポチ袋、昇給などの心づけが出来るとベターです。

 

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将棋やチェス駒のように人を動かしていくには、知恵も知識も先見の明も必要ですが、実際問題、1つの駒がないだけでも本当に困るものです。どこ歯車も大切です。王と飛車角だけでは勝てません。

そして、大切な自分自身の力を「最大化」出来る様に、頼り任せられる人を増やす為に育てていきましょう。丸投げではなく、アウトソーシングしましょう。

 

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立川北デンタルオフィス院長 櫻田 博雅

190–0012 東京都立川市曙町2–4−4 昭和ビル3階

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