勤務医時代に知っておくべき「歯科医院開業への道」

研修終了後、5年で開業した現役院長による「誰も教えてくれない歯科医院開業」のアイデアとヒント。

④② 2️⃣👑経営・患者教育編のスタートです!!

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歯科医院をマーケティングしていく上で欠かせないのが、「患者満足度と差別化」です。患者さん個々の理解度信頼度を高め満足度を上げていく事と、他院との競争の中で選ばれるように差別化・特化した部分を多く持てるか、この2軸方向での環境進化が求められます。独自化を目指しましょう。スーパーオリジナルになるしかありません。

 


保険医療では、新患獲得とリコール維持向上の「維持拡大」とが出来てこその「増収」となります。マーケティング戦略を構築実行し、顧客満足度で差別化をしていく他ありません。

 

一般的な歯科医院とはどんなものなのか理解していますか?分からなければ、考えて調べてみましょう(①④参照)。何が出来て何が出来ていないのかを把握しましょう。「外部環境の確認」です。社会全体の動向や、医療業界・歯科医療業界の動向、他院を含めた自院の立地条件も含めて考えてみましょう。

 

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自分の能力や、自分がこれから目指す歯科医院は何が一般的なものと違うのでしょうか。その実際の差を考察し、どのレベルの歯科医院にしたいのかイメージをしましょう。そのイメージを具現化するのに、必要な「患者対象設定・技術知識サービス・コミュニケーションコンサルテーション能力・プロモーション能力」を考えると答えが見つかります。

 

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自院の「経営実績・商品力(技術知識スキル)・営業力(患者数・ルート)・人間力(院長の経営能力・スタッフの能力)」を把握し、これらを特化していくかバランスよく向上していくか、常時選択する事になります。成長の仕方も様々な方法があります。自院の強みと弱み、チャンスとリスクを分析する事が重要です。そして、どの事項に於いても「今すぐにやらなけばならない事」と「必要だが将来に向けて準備をした方がいい事」を分けてこちらが理解し、患者さんにも伝える事が重要です。

 


前述もしましたが、自院のコンセプトに合った立地条件で始める事がとても重要です。義歯が得意な先生が、デンタルIQが異常に高い都市部で開業などは、余程の自信がない限りはお勧めしません。反対に、「○○駅前でやりたい」など開業地を決めてしまう場合は、周囲の歯科医院との差別化やマーケットを理解した上で、どんな治療やサービスが必要なのかを考える必要があります。目的と手段が逆にならない方がいいと思います。変に地域にばかり拘ったのに、持ち合わせた技術がこの街で望まれていない先生の開業は、足踏みをしてしまいスタートダッシュが出来ておらず、軌道に乗らない場合が多いです。後から、梃入れする方が遥かに大変なので、予測と準備はいつからでもし続けるべきです。

 

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昔から、備えあれば憂いなしと言います。いつ開業しても良いとおもいますが、開業する直前に準備を始めるのでは遅いです。やらなければならない仕事が無限大に出来るのに、準備の少ない状態でなんとなく開業を望む人もいますが、多くは軌道に乗りません。処理能力に相当な自信がない限り、行き当たりばったりでは取り返しのつかない失敗をするかもしれません。実際に、現実的に開業する前にこれを知っておけば良かったと思うことが本当に沢山出てくると思いますが、1日でも早く長く準備を開始しましょう。我武者羅でないと、それなりにしかなりません。かもしれない運転をする、心配性位が丁度良いのです。

 

 

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立川北デンタルオフィス院長 櫻田 博雅

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