②① 領収書と会計
領収書は、可能な限りもらっておいた方がいいです。経費性の問題はよく顧問会計士や税理士と相談しましょう。
会食などの経費性は認められているので、誰と会食したかを裏面や、ノートに貼り付けた際に記載しておきましょう。かなり面倒な作業なので、このノートに貼る作業などを代行してくれる顧問をつけるのをお勧めします。タイムカードなどもそうですが、院長には膨大な仕事があると思います。外注代行してもらえる事項は、お金はかかりますがお願いした方が時間と小さなストレスは減ると思います。
会計士・税理士も様々なタイプの人が居ます。かなりギッチリカッチリしてる分、経費性を認めない先生もいれば、大丈夫なのか心配になる程何でも経費に突っ込んでしまうタイプもいます。中には、無免許の人を寄越してくる事務所もあるのでその際は辞退しましょう。
税務調査などは入った際に、自分の首をしめないようにきちんとした人間性の顧問を見つける事をお勧めします。脱税は犯罪ですので、きちんと節税対策はしてくれる協力者を見つけましょう。なお、「開業半年前」程度の領収書が経費性があるようなので、忘れずに貰って取っておきましょう。
経費になる為には、「証拠・動機・事実証明」がマストです。領収書という証拠と、事業に繋がる出費であった理由と、本当にそれが使ったり活きているのかの証明が必要です。説明が出来ないものには全て「経費性が無い」のです。税務調査では、5年前まで振り返ってくるので、説明できない事項が芋づる式で関連事項として非課税とされてしまうとかなり大変な事になるので気をつけましょう。
私の場合は、カバンに封筒を入れておいて財布の中にある程度溜まったら封筒に移動するようにしています。スケジュールアプリと照らし合わせながら、誰と何の目的でミーティングしていたのか、何を買ったのかを裏面に記載してから提出しています。マメな人は貰ってすぐやっているみたいですが。
宛名を毎回口頭で伝えたり書くのは面倒なので、名刺や自院の診察カードをお見せすると楽です。私は、診察カードを見せて「立川北デンタルオフィスで」と伝えているので無駄なやり取りがなくなります。
留学や見学もしていないのに、旅行先の遊びを経費に突っ込んで税務署に突っ込まれるケースなどもあるので無理に経費性を主張するのは辞めましょう。
年商が1億近くなると税務調査が入ると噂を聞いていたのですが、税務署の職員さん曰く、その街その町の年商の大きい企業や事業から順番に調査をしているそうなので、大きい街では大きい企業も沢山あるので後回しにされるそうです。小さい町で他に目立つ企業がないとその順番も回って来やすいそうです。
なお、未使用在庫は「棚卸し資産」なので、経費から除いておくべきです。技工所への預けてある金属もその扱いです。
このサイトも参考までにどうぞ➡️https://www.zeiri4.com/c_1032/c_1033/h_116/
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立川北デンタルオフィス院長 櫻田 博雅
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