勤務医時代に知っておくべき「歯科医院開業への道」

研修終了後、5年で開業した現役院長による「誰も教えてくれない歯科医院開業」のアイデアとヒント。

⑤⑨簡単な説明こそ丁寧に分かりやすく伝える

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1級のC2のCR充填の説明をどの程度していますか?初めて麻酔する際に、どの程度説明していますか?我々歯科医師が簡単だと思っている事を理解していない人も、まだまだおられます。極意中の極意です。毎日、何度もやる簡単な治療行程と診断こそ、丁寧に理解度を読み取りながら説明しましょう。⑤⑥で記したスモールトークや、この説明が出来ていないのに、自費のコンサルなんて通るはずがありません。大切なのは、納得してもらった信頼関係です。

 

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コンサルが上手いとか、説明が丁寧と言われる先生が出来ているのは、こういった地道な事の積み重ねです。サイナスリフトの説明が、上手いだけじゃないんです。難しい事を分かりやすく説明するのも能力ですが、当たり前だと思う事を、100%に近い納得度で丁寧に話す。これが、患者さんが名医だと思って通ってる医院の実情です。勿論、知識やスキルは磨くのは至極当然です。

 

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BackToBasic:原点回帰なんてよく言いますが、基礎の積み重ねこそが重要です。簡単な事を不完全なままにするから、応用が効かないのです。そして、挨拶・相槌・スモールトーク・笑顔などの「アイドリング」が重要です。大切なのは、最新機材ではないのです。そのコミュニケーションスキルを身につければ、コンサル業者が誘う「自費診療率向上ノウハウ」なんて不要です。よくWEB広告で見かけるアレらは、「売りつける能力」です。それでは我々、歯科医師は物を売っているのでしょうか????違いますよね。実際の歯科医師ではない人から学ぶ事も勿論ありますが、本当に重要なことはこれです。大学病院の先輩や、職場の上司と開業医の成功者の説明能力は異なります。出来ていない人の真似をしても、それ以下にしかなりません。患者さんが、腑に落ちた瞬間の表情を引き出せたらそれを忘れないでください。だからこそ、出来る人の診療を参考にしてください。周りに居なければ、見学や転職・相談をすべきです。開業してからでは手遅れになり兼ねません。

 

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勿論、医院力をつけるのも重要ですが、院長個人の力は付けるほど後々活きてきます。院長の背中を見てスタッフは成長していくのでより強靭な院長の個人力を手に入れるには、100%の基礎が必要不可欠なのです。世界を動かす超一流と言われるマッキンゼーや、ゴールドマン・サックスにも門外不出の「超一流の基本」を学べるマニュアルがあるそうです。メジャーリーガーなどの一流アスリートの練習の8~9割が基本練習であるように、
それが結果を出す人に共通する行動と考え方です。縁下のSRPも出来ない歯科医師に、歯周外科など出来る筈がありません。「出来た風」にならない事が重要だと常々思います。

 

だからといって、簡単な事を回りくどく説明したり、専門用語を多用して何を言っているのかわからない人も居ます。それには、物の本質を理解し「意見を育てる」必要があり、育てた意見をエレベーターピッチに乗せて伝えるのです。詳しくは④⑤を参照ください!

 

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意見と事実も分けたり、混ぜたりしながら話す事で相手により正確な情報を提示出来ます。人によって変わるモノより、より客観的な事実を伝える方がベターです。

 

 

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立川北デンタルオフィス院長 櫻田 博雅

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