勤務医時代に知っておくべき「歯科医院開業への道」

研修終了後、5年で開業した現役院長による「誰も教えてくれない歯科医院開業」のアイデアとヒント。

①① 資金調達と運用資金

「金融機関から借り入れをする意味」を考えた事がありますか?親から借りると、返済に遅れたり約束の額より減らせも出来てしまうので「甘え」が生じてしいます。否定はしませんし、金利も無かったり利点も多いですが、実は「社会的信用」も得られません。カ…

⑩何故、新患は来院するのか ー初診と問診票ー

初診の患者さんは、前の医院を辞めて先生方の医院に来た方です。問診票に、当院を選んだ理由を選択肢や明記出来る様にしましょう。問診票にひっそりと、「前医が嫌になった理由があればご記入ください」と項目があると実に4割位の患者さんは記入します。明確…

⑨「イメージ」が最重要

自分の創り上げたい医院のイメージこそが最も重要で、必ずしも同じカタチであり続けないかもしれません。軸がズレなければ私は何だっていいと思います。昨日までやっていたことを、明日から変えられる力も重要です。常に最善最良のイメージを創り続け、そこ…

⑧勤務医時代にこそ学べる事を学ぼう

毎日会う院長には、質問出来るチャンスが毎日あります。折角、勤務医を雇用できる程度は経営が出来ている院長に具体的な質問を沢山しておきましょう。ここで聞けないと、自分で調べたり勉強する手間が何倍にも増します。技工士さんや、材料屋さんなどの業者…

⑦技術としての対話能力:エレベーターピッチと脳内映像

映画の予告編のように、15-30秒で伝えたい内容を端的にかつ、もっと内容を知りたいと思ってもらえる様な話術が「エレベーターピッチ」と呼びます。シリコンバレーのIT起業家達が身につけたスキルです。 エレベーターピッチを身につけるために、先ず「意見を…

⑥時短より高密度化する

電話で話した方がいい場合もありますが、メールやLINEやメッセンジャーで済む場合は、そちらで済ませる事で「相互的な時短」になります。作業や思考中は一切の電話を遮断しましょう。Eメールや電話などの冒頭分などを割愛できれば、速度も上がります。そして…

⑤ 備えあれば憂いなし 〜実行力とは書く事と調べる事を習慣化した人しか得られない力〜

小さな疑問点もすぐにメモし、すぐ調べる。仕事ができるようになっていく人は、確実にこれをしています。子供がなんで?なんで?と「何故と思う気持ち」があります。子供は、2ー5歳の間に約4万回質問するらしいです。そこまであった好奇心も、大人になると封…

④ タイムマネジメント〜時間は平等だが生み出せる〜

家に帰ってから寝るまでの間、何時間どう過ごしていますか?朝活とも最近では言われてますが、先ずは早寝早起きをお勧めします。夜は、無駄なTVやネットサーフィンはせずに寝る事でかなり早く1日を終わりにできます。時間制限をするのも良いでしょう。 最重…

③本気の「意見」を乗せた言葉で話す

そして、言葉を「ただのコミュニケーションツール」にするのではなく「相互理解を深める方法」にする為に、まず「自分の意見を育てる」必要があります。未熟な意見を相手に伝えても、理解しにくく真意が伝わりません。自分で考え抜いた意見を「言葉」にすべ…

②目標と目的を明確化する為に、分析しSTEP化させる

術者としての自分、研究者としての自分こそが「自分で考える自分の仕事姿」かもしれません。ここで重要なのは「院長として個人事業主としての自分の確立」です。 業績や経験年数だけで独立すべきではないです。どんな組織にして、何を発信・啓蒙・診療してい…

①若手歯科医師や、これから開業を考えている人に向けたブログを開設しました。

若手臨床家の皆さんに向けて執筆する事にしました。 立川北デンタルオフィス院長の櫻田博雅です。宜しくお願いします。 昭和大学歯学部を卒業し、現在歯科医師12年目。JR立川駅徒歩1分の場所に開業し、6年半が経ちました。嬉しい事に、沢山の同期や後輩の開…